高専生を対象にしたキャリアパートナー事業を展開する株式会社プロッセル(本社:新潟県新潟市、代表取締役CEO:横山和輝、以下「プロッセル」)は、長岡高専発のスタートアップでハードウェアの受託開発を行う拾壱・ビッグストーン株式会社(本社:新潟県長岡市、代表取締役:大石克輝、以下「拾壱・ビッグストーン」)の株式を取得し子会社化したことをお知らせいたします。これによりプロッセルは、ハードウェアの領域を強化し事業の多角化を行うことで、より多くの高専生に対し幅広いキャリアパートナー事業を展開してまいります。
■子会社化の背景:高専生に対し幅広い支援を目指す
プロッセルは拾壱・ビッグストーンと同じく長岡高専発のスタートアップで、高専を軸とした複数の事業を展開しています。これまで高専生の起業家教育の一環として、eラーニングアプリ「Prossell ラーニング」の提供や、ソフトウェアの受託開発を行い高専生のインターン機会の創出などを行ってきました。
拾壱・ビッグストーンは3Dプリント造形や大型の特注装置、小型の電子機器・製品などハードウェアの受託開発を強みとする企業です。
拾壱・ビッグストーンの子会社化によりプロッセルは、ソフトウェアだけではなくハードウェアの受託開発も可能となり、機械系に興味のある高専生も受け入れができるようになりました。事業の多角化を行うことで、ビジョンである「高専人を幸せに。そしてその周りの人へ。」の実現を目指してまいります。
■プロッセル 代表取締役CEO 横山和輝からのコメント
代表である大石さんと私は、同じ長岡高専出身ということもあり長年親交がありました。事業の領域は異なるものの、お互い切磋琢磨し事業を拡大してきましたので、この度ご一緒できることを大変嬉しく思っております。
当社はソフトウェアのエンジニアが多く、これまでeラーニングや新卒のスカウトサービスなどを開発してきました。一方でハードウェアに関しては全く知見がありませんでした。そのため、高専生のキャリア支援をする中で、機械系の学生に対してサポートすることが難しい現状がありました。拾壱・ビッグストーンと組むことで、ハードウェアを学びたい学生の受け皿が増えるので、既存のビジネスとの相性も良いなと思いこの度ご一緒させていただくこととなりました。
高専出身者はものづくりへの熱量は高いですが、それをどうマーケットで広げていくかというマーケティングや広報の知見が乏しいです。新しいサービスを創ることは得意なので、その後の成長支援をプロッセルが手伝うというサイクルを生み出していくために、今後も積極的にM&Aに取り組んでまいります。
対談インタビュー記事はこちら:https://note.com/prossell/n/nead0afa6bc74
■拾壱・ビッグストーン株式会社
会社名:拾壱・ビッグストーン株式会社
設立日:2018年11月28日
所在地:新潟県長岡市川崎町559-7
HP:https://11bigstone.com/